Marshall ORIGIN20H【レビュー】
オール“バルブ”アンプ
三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等
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先日発売しました、 Marshall ORIGIN20H を早速レビューします!
発表当初より、プレキシマーシャルのような外観に心惹かれていたわけですが、今回弾かせていただいたのは20wのヘッド!
コンボのほうが日本の住宅環境には適しているのかなーとも思いましたが、やっぱりMarshallはスタックですよね!
ちなみにラインアップとしては、5wのコンボ、20wのコンボとヘッド、そして50wのコンボとヘッドです!
ライブにも持っていこうとするなら50w、家弾きなら5wと、希望の用途によってのサイズ展開があるのも魅力です!
まずは外観とコントロール!
最 高
画像を見ていただければお分りになると思いますが、めちゃくちゃに格好いいです!
所謂Plexi Marshallのような外観!
めちゃくちゃに所有欲を満たしてくれる、見た目ですよね……
田渕ひさ子氏やJ・マスシス氏、石原正晴氏に憧れを抱いている者としてはマジで格好いいです……!
そんなオルタナっ子以外でもピート・タウンゼント氏やジミ・ヘンドリックス氏フリークの方なら心惹かれるのではないでしょうか?
コントロールは小型ながらも3バンドEQ、そしてマスターボリューム、プレゼンス、ゲインにTILTというノブがあって音作りの幅が広い!
TILTというノブはノーマル~ハイトレブルのボイシングをブレンドできるコントロールできるもので、これにより甘いウーマントーンからギラついたサウンドまで簡単にセッティング可能です!
また、ゲインノブを引っ張ることでブーストも可能で、ハムバッカー搭載のギターならば割りとしっかり歪みます!
肝心の音ですが!
最 & 高
歯切れのいいクランチサウンドから、甘く太いウーマントーンまで、ギターとこのアンプだけでさまざまな音色が出せます……!
3バンドEQの効きが素直で、極端なセッティングにしなければ最近のMarshallにありがちなピーキーなサウンドにはなりませんね。
使い勝手抜群です!
ただ、最近のモダンなMarshallほどの歪み方はしません!
オールドスクールな、ロックンロールをするには最適なアンプではないでしょうか!
エフェクターのノリも良く、TS系でブーストしたり、Tone Bender系でがっつり歪ませたりさせても、そうそうこれだよ!というドライブをしてくれます!
エフェクトループやDIアウトも搭載しているので現代的な面も持ちつつ、音の根幹はMarshallそのもの!
出力を3段階で調節可能で、ご自宅から練習から録音から小規模なライブまでさまざまな環境で使えるアンプです!
家用や持ち運びに便利な真空管アンプをお探しの方には是非一度!お試しいただきたいです!
以上!Marshall ORIGIN20Hレビューでした!
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