地域から教室を探す

楽器・楽譜・CD・DVD

  • 楽器
  • 楽譜
  • CD・DVD

習い事とショップ

  • カルチャーセンター
  • カフェ&バー
  • 三条本店左カラムバナー
  • スタジオ・練習室レンタル
  • 楽器修理
  • 楽器_買取・下取り
  • 京都ピアノコンクール情報
  • 法人窓口
  • スタインウェイ正規ディーラーバナー
  • ベーゼンドルファー正規ディーラー
  • 鍵盤楽器公正取引協議会
  • 京都サンガバナー
  • 採用情報バナー(経営管理部)

スマホ版はこちら

QRコード

左記のQRコードをケータイのカメラで読み取って、携帯電話やスマートフォン版のページにアクセス!!いつでもどこでもチェックできます。

  • twitter

三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等

  • 京都府
  • 〒604-8036 京都府京都市中京区三条通寺町東入石橋町11番地 JEUGIA三条本店B1
  • 075-254-3700
  •  11:30~20:00土日祝10:30~20:30 木曜定休

お知らせ詳細

山本幸二クラシックギターミニコンサート【スタッフが語る】

スタッフが語る○○シリーズ

三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等

  • 山本幸二クラシックギターミニコンサート【スタッフが語る】(その1)
  • 山本幸二クラシックギターミニコンサート【スタッフが語る】(その2)
  • 山本幸二クラシックギターミニコンサート【スタッフが語る】(その3)
皆様こんにちは。
1月14日、JEUGIA三条本店では山本幸二さんによるクラシックギターのミニコンサートが行われました。今回はその模様をお伝えしたいと思っております。
当店5Fでは1月12日よりクラシックギターの展示会を開催しており、いつも地下の売場で展示をしている量よりも増してラインナップを取り揃え、人気の定番のモデルなどはもちろん、珍しいものも用意し、お客様をお迎えしておりました。

今回は5Fのイベントスペース、普段はライブやセミナーを開催している広い空間にクラシックギターを並べ、ジャズやボサノバ、ソロのしらべをBGMにといった普段の地下の売場ではなかなか作ることのできないゆったりとしたクラシカルな空間を演出することができました、多数の方がじっくりと弾き比べをされ、中には百万円を超える高額のモデルもあり、たくさんの人が見てくださり試奏をして頂く機会がございました。
その結果、皆様にお喜びの声を頂きまして幸甚にございます。

そんな大々的に行ってきた展示会の最終日を締めくくっていただいたのは国内外で広く活躍される山本幸二さんです。香港演奏(TV出演)、清水寺、平安高校130周年記念演奏、万博日本庭園、二条城ライトアップ、愛知万博、 親鸞聖人750遠忌記念コンサート等を手がけてこられてまいりましたが、今回のステージは独自のスタイルと雰囲気で肩の張らない気軽なコンサートで盛り上げて頂きました。

壇上にあがってまず「私の演奏は黙って聴かないでください」といった話で、皆さんも驚きながらも笑っておられました。
照明も少し暗めに設定しておりましたので落ち着いた雰囲気とクラシカルなコンサートという緊張感漂う会場でしたが、一変し和やかでアットホームな空間に変わってしまいました。
そんな中、ボサノバの名曲である定番の曲“イパネマの娘”から演奏が始まりました。
やはり山本さんのギターの音色が響き渡ると会場内は静まりますが温かく優しい空気感で満ちており、皆さんはじっくり酔いしれて曲を楽しんでらっしゃいました。

トレモロといえば代表曲のアルハムブラの想い出を、少し変わったJAZZのコードでアレンジしたものから、クラシックギターの巨匠ホセルイスゴンザレス“アルフォンシーナと海”や、竹内まりやさんの“シングルアゲイン”といった歌謡曲やジャンルを問わず幅広いご自身のレパートリーから10曲をセレクト、披露されました。
中でも演奏前の準備で会場の皆さんが驚き、釘付けになって見られていたのがクラシックギターのヘッド部分に玄関の呼び鈴を、まるで提灯のようにテープで巻き付けられていたことでした。

吉松隆さんの“リトマスディスタンス”
この原曲を「忠実に、イメージ曲として聴いてもらうためにこうしている」とのことです。
弾き始める前には持ち込みのデッキを取り出し、民謡を歌う男性の声が流れる怪しい雰囲気の中
ギターが奏でられるのですが、ヘッドに巻きつけられた呼び鈴が呼応するようにかすかに響き渡り、時にはギター本体をタッピングしつつパーカッシブな太鼓を演出するといった独特な世界観を織りなしていましたが、こういった演出は私も初めて目にし驚きました。

ご自身のお話ですが、過去に発表会で“アラビア風の奇想曲”をとても上手に演奏された女性を目の当たりにされた時は、一見タイプではないその女性を好きになってしまったという想い出を語りつつ、同曲を披露されるシーンもありました。

演奏前に曲の背景やご自身の体験談、作曲者を紹介されていたので様々な曲の中には、聴いたことのないものなどもありましたが、分かりやすく親しむ事ができ楽しむことができました。なにより山本幸二さんの“クラシックギターのイメージをもっと明るくしたい”、“もっとたくさんの人達が親しめる楽器となってほしい”といった思想による工夫が、このコンサートを通して感じる事ができました。

コンサート後もご来場された多くの方とお話をさせて頂きましたが、しばらくJEUGIAへ足を運んでいなかったが、当店がこういったクラシックギターの展示会、フェア、イベントを行った事で感心・喜んで頂けたという方も沢山おられました。
今後もこういったお声を頂ける様、またクラシックギターをより多くの方に普及することを実現させるために、積極的にまいりたいと思っておりますので、これからもJEUGIAをよろしくお願いいたします!