2020/11/25 (水)発売
ストラヴィンスキー:春の祭典 テオドール・クルレンツィス
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ベスト・クラシック100極[6]
ストラヴィンスキー:春の祭典
テオドール・クルレンツィス
Stravinsky: Le sacre du printemps
Teodor Currentzis
テオドール・クルレンツィスのレパートリーはバロック・古典よりと思われているが実は幅広く、ソニークラシカル移籍前にもショスタコーヴィチの交響曲でレコードアカデミー賞を受賞したりもしています。移籍後はモーツァルトのオペラ録音に専念していたかに思われたクルレンツィスと手兵ムジカエテルナが突然そのさなかに発表したのがこの現代音楽への端緒を拓いたストラヴィンスキーの問題作「春の祭典」でした。クルレンツィスは、ムジカエテルナ結成前の2002年、モスクワでこの曲を指揮してキャリアを発展させたと語っており、今回の録音はまさに彼にとっても大きな仕事だったに違いありません。2014年にはイタリアの著名な演出家ロメオ・カステルッチと組んでドイツのルール・トリエンナーレで破天荒なパフォーマンスが披露され大きな話題をさらったことも記憶におられる方もいらっしゃることでしょう。このアルバムは間違いなくクルレンツィスの日本での受容を変える1枚となりました。ジャケットのユニークさとあいまって、かつてない<ハルサイ>の誕生です。
曲目
Disc-1
1.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第1部:大地への讃仰 序奏
2.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第1部:大地への讃仰 春のきざしと若い娘たちの踊り
3.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第1部:大地への讃仰 誘惑の遊戯
4.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第1部:大地への讃仰 春のロンド
5.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第1部:大地への讃仰 競い合う部族の遊戯
6.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第1部:大地への讃仰 賢者の行進
7.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第1部:大地への讃仰 賢者
8.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第1部:大地への讃仰 大地の踊り
9.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第2部:いけにえ 序奏
10.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第2部:いけにえ 乙女たちの神秘的な集い
11.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第2部:いけにえ 選ばれた者の讃美
12.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第2部:いけにえ 祖先の霊への呼びかけ
13.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第2部:いけにえ 祖先の儀式
14.バレエ音楽「春の祭典」 (1947年改訂版) 第2部:いけにえ いけにえの踊り(選ばれた乙女)
ストラヴィンスキー:春の祭典
テオドール・クルレンツィス指揮 ムジカエテルナ
録音:2013年10月, Stolberger Strasse, コロン[セッション]
SICC-40006
ベスト・クラシック100極 シリーズ
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