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スピッツ【スタッフが語る】

スタッフが語る○○シリーズ

三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等

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  • スピッツ【スタッフが語る】(その2)
JEUGIA三条本店Stageのヤナギバシです!

今回私が語りたいことは、自身の青春時代から愛してやまないバンド『スピッツ』についてです。

皆さんはスピッツをご存知でしょうか?
とてもキャッチーなメロディで聴きやすく、これぞポップスという印象を持たれている方が、多いのではないかなと思います。
そんなスピッツをまだ知らない方にハマって頂く為に、独断と偏見でオススメできるアルバムを紹介して行きます!

まず1枚目に手にとってほしいのが、大勢の方がもたれる
スピッツへのイメージ通りの曲が揃ったであろうアルバム『ハチミツ』。
このアルバムには「涙がキラリ☆」「君と暮らせたら」等
シンプルだけど優しい気持ちになれる温かい曲の数々が詰め込まれており、考え事を一切せず聴きたくなるアルバムです。
例えば、私は朝早く起きて外へ散歩に出掛ける事がありますが、そんな中聴いているとこのアルバムの世界観に没頭できます。
「愛のことば」「Y」などクールな雰囲気も演出してくれますが、決して違和感なく楽しむ事ができます。
そしてスピッツといえば代表曲として挙げられる「ロビンソン」、この曲もこのアルバムに含まれます。
個人的に非常に思い入れのある曲で
「誰も触れない二人だけの国 君の手を離さないように」
このフレーズが抱えた情熱と儚さは、僕の中で一生腐らせない自信があります。

『ハチミツ』を聴いた後に是非勧めたいのが”三日月ロック”ですね。
スっと入ってきた温かいイメージが去った後に、ひんやりとした薄暗く、切ない空気感が頭の中に広がります。アルバムタイトルにもあるような《月》の灯りだけが広がる夜のイメージです。
”夜を駆ける”から辿ってゆくこのアルバムの世界観は今にも消えそうな灯りを見守るような感覚から始まり
”水色の街””遥か””ガーベラ”など情熱の形が変わっていく様が思い浮かべられます。
何よりスピッツのボーカルである草野マサムネ氏の透き通っていて
楽曲の雰囲気に溶け込むかのような繊細な歌声が、存分に味わえるのは、この作品だと思っております。

聴いていただきたいアルバムは数多く、語り切れません。
スピッツという音楽に触れる手始めに、今回紹介した『ハチミツ』『三日月ロック』この2枚を耳にして頂ければ
その世界の広さや深さ、色合いや繊細さをもっと知りたいと思うはず。
奥へ奥へと入り込んでいく中、ふと気付くと手放せない居心地の良さに包まれているでしょう。
私のこの感覚をみなさんに味わって頂けることがあれば嬉しいです。

それではまた会いましょう。ヤナギバシでした。