マーラー:交響曲第5番 佐渡裕/トーンキュンストラーo.
2019年10月30日リリース
マーラー:交響曲第5番 佐渡裕/トーンキュンストラーo.
指揮者、佐渡裕が音楽監督を務める、トーンキュンストラ管弦楽団により制作されたCDの輸入・販売。独特な外観、内装で話題を集めているエルプフィルハーモニーでの演奏の模様をライブ収録。
マーラーならではの濃密に編み上げられた当時としては革新的な構造持つ交響曲第5番。とりわけ、ハープと弦楽器による《アダージェット》は、ルキノ・ヴィスコンティ監督による1971年の映画『ベニスに死す』(トーマス・マン原作)で使われ、この交響曲が一躍脚光を浴びるきっかけとなり、マーラーの音楽の代名詞的存在となりました。
音楽監督・佐渡裕が指揮するトーンキュンストラ―管弦楽団はこの名曲を2019年3月のヨーロッパツアーで訪れたドイツのハンブルクにあるエルプフィルハーモニーでライブ収録。
音響の良さで開館当初より話題となった最新ホールで収録された大編成オーケストラの迫力あふれる演奏をお楽しみください。
1.交響曲第5番 第1部-1:葬送行進曲。厳然たる歩みで。 厳格に。葬列のように
2.交響曲第5番 第1部-2:嵐のような動きをもって、最大の激しさで
3.交響曲第5番 第2部-3:スケルツォ。力強く、速すぎず
4.交響曲第5番 第3部-4:アダージェット。非常にゆっくりと
5.交響曲第5番 第3部-5:ロンド‐フィナーレ。アレグロ
AVCL-25997
¥2000+税
佐渡裕
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事する。1989年新進指揮者の登竜門として権威あるブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、国際的な注目を集める。95年、故レナード・バーンスタインを記念して開催された「第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール」で優勝し、「レナード・バーンスタイン桂冠指揮者」の称号を授与される。
2015年9月より、110年以上の歴史を持ちオーストリアを代表するオーケストラ、トーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。また、パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。また、エクサンプロヴァンス音楽祭「椿姫」(パリ管弦楽団)、<オランジュ音楽祭>「蝶々夫人」(スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムズ」、「カルメン」、「フィガロの結婚」など海外のオペラ公演の実績も多数。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラ首席指揮者を務めている。CDは「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(BBCフィルハーモニック/ピアノ辻井伸行)」「ベートーヴェン:交響曲第7番(ベルリン・ドイツ交響楽団)」「佐渡裕 ベルリン・フィル・デビューLIVE」など多数リリース。最新盤は、トーンキュンストラー管弦楽団との11枚目のCD「ハイドン:天地創造」。著書は「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「僕が大人になったら」(PHP文庫)。「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP新書)など多数。
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