優柔不断な私は「迷ったらこれ!!」というキャッチコピーに弱いです。
今回はマイクをテーマに、迷ったらこの一本「SM58」について語ります。
「ゴッパー」「ゴッパチ」「ゴーハチ」等と様々な愛称で親しまれ、1960年代から続く世界的ロングセラーマイクです。
人気の理由は、シンプルで耐久性の高い構造にあります。また癖の少ない音質の為、様々な現場や用途で活躍しており、知らず知らずの内にこのマイクを握っている方も少なくない筈です。
ここからは「SM58使用上のコツ」をお話します。
■マイクロホングリルを手で覆わない(※画像参照)
音がこもる、ハウリングが起きる、等の原因になります。
■マイクの向きや距離に気をつける
声(音)がまっすぐマイクを通り抜けるイメージで使用すると、狙った音を出しやすいです。
マイクとの距離感によって音質を変えることが出来ます。近付くほどパワフルになるのは勿論、低音が出やすくなる特性もあります。
■ライブになんとなくマイマイクを持ち込むくらいなら、据付のSM58を使う
価格が手頃なので、「もっと高級なマイクに変えれば音が良くなる」と思いがちですが、音のプロ達がこのマイクを選ぶのはやはり理由があるからです。明確な狙いが無い限りは、プロの腕とSM58を信じましょう。
最後にもう一度言います。「迷ったらこれ!!」
(イオンモール久御山スタッフ 中野)