BOSS Nextone Artist【レビュー】
×ネクストトーン ○ネクストーン
三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等
先日発売しました、 BOSS Nextone Artist を早速レビューします!
~メーカーサイトより引用~
BOSS Nextoneは、時代を超えて愛され続ける4つの真空管アンプのサウンドとフィーリングを、BOSS/Rolandの独自の “Tube Logic” をベースにした設計により実現する、次世代のプロフェッショナル・ギター・アンプです。
「心臓部であるアナログのクラスABパワーアンプ・セクションは6V6、6L6、EL84、EL34の4タイプから選択することができ、それぞれ特徴的なキャラクターを余すことなくプレイヤーのサウンドとフィーリングに反映。また、クリーン/リード2つのチャンネルごとに表情豊かなボイシングが可能です。
各パワーアンプ・タイプの選択によってインプットからアウトプットまでの全回路の相互作用が変化。それぞれのタイプ特有のサウンドとレスポンスを追求しました。
Nextoneは一台でさまざまなパワーアンプ・タイプを再現できる、まさに次世代のアンプです。
ということで、トラディショナルな4つのパワー管を選べるモデリングアンプですね。
コントロールは
チャンネル SELECTボタン
BOOSTボタン、TONEボタン
CLEANセクション・・・VOLUMEつまみ
LEADセクション・・・GAINつまみ、VOLUMEつまみ
両チャンネル共通のBASS、MIDDLE、TREBLEの3バンドEQ
PRESENCE
MASTER VOLUME
POWER AMP SELECTスイッチ(6V6、6L6、EL84、EL34)
POWER CONTROLスイッチ(STANDBY、0.5W、HALF、MAX)
POWERスイッチ
エフェクトとして
DELAY(TAPテンポ、DELAYノブ)
REVERB
が基本的なコントロールです!
さらに専用のNextoneエディターを使うと、真空管のバイアス調整や、エフェクトの細かな設定が可能です!
この辺りは最近のモデリングアンプでは当たり前のようになってきましたが、やはりあるとかなり便利な機能ですよね!
同じくBOSSのアンプ、KATANAシリーズと比べるとエフェクトの種類やアンプのモデリング数など減っていて、これならKATANAで良いのでは……?となってしまいそうなものですが、さすがBOSS!
単純に音のクオリティが抜群に良い!
KATANAは比較的ゲイン量の多い、所謂ブラウンサウンドが得意な印象でしたが
Nextoneはクリーン、クランチがめちゃくちゃ良い!
プリ管、パワー管に限らず真空管はそうそう簡単に交換のできるものではありませんが、このNextoneならノブを回すだけで6V6、6L6、EL84、EL34と変化できます!
個人的にお気に入りなのは言わずもがなEL34!
このパキッとしつつも太い感じは、しっかり歪ませても、クランチでも良いですねー!
6V6モードの時のクリーンサウンドは甘くメロウで、しかし輪郭もしっかりと出てくれます!
シンプルなコントロール/エフェクト構成ながら、洗練されていて、かなり実用的なアンプかと思います!
また背面にはセンドリターン、REC OUT/PHONEアウト、ラインアウト、キャビネットアウトもあり、さまざまな場面で活躍すること間違いなし!
フットスイッチを繋げばブースターのオンオフ、チャンネルの切り替えやディレイのオンオフも可能!
手入れや扱いに面倒がかからず、かつ本体の重量も16.2kgと軽量で(ちなみにJC-120は28kgです)、
このサウンドクオリティ……
エフェクターのノリも良く、素直なEQの効きですので音作りも思いのまま!
あとぶっちゃけますと、私の耳ではデジタル臭さとかは全然感じませんでした。(耳が悪いのか?否、Nextoneが良いのである)
全国のスタジオに常設して欲しいアンプと言っても過言ではないでしょう!
以上!BOSS Nextone Artistレビューでした!
ばいばい!
弾いてみた。 おすすめ商品レビューまとめ
三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等 TOPページ