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こんにちは、ギター担当のKです。
本日は高校時代の思い出をひとつ…
当時ギターを始めたばかりで右も左も分からなかった頃、月一回程度の間隔で友人のHくんの家で音楽を聴く会が開催されていました。
Hくんの家は音楽一家で、Hくんはドラムを、お兄さんはギターやベースをやっていて、そのお兄さんのCDを拝借して聞くのがたまらなく楽しかったのです。
その日Hくんがお兄さんの部屋から持って出てきたのはなにやらスペーシーなジャケットの分厚いCDでした。
そう、Red Hot Chili Peppersの名盤「Studium Arcadium」です。
2枚組の洋楽アルバムなんて当時のK少年からしたら敷居が高すぎて手を伸ばす事すらしません。
そんな音楽と出会えるのもこの会の良いところでした。
「このアルバムはヤバイよ」
そう言いながらCDを再生し始めるHくんの姿を今でもなんとなく覚えています。
それほどにこのアルバムとの出会いは衝撃的だったのです。
1曲目のDani California。
シンプルな8ビートのドラムから始まり、これまたシンプルなギターカッティング、ベースも派手さのないシンプルな演奏。
そして何を言っているかわからない(失礼…!)ラップが始まり…正直この辺りで(ん?あんまりピンと来ないぞ…)と思っていました。
…しかし強烈無比なメロディを持ったサビ、そして終盤にかけて盛り上がりを増すギター…曲が終わるころには一匹のRHCPフリークが完成していたのでした(単純)
しかもそこからいわずと知れた名曲「SNOW」、そしてエグいビート、ベースライン、鬼カッティングの名曲「Charlie」と続きます。
言葉を失ってギターを抱えながら呆然と聞き入ったものです…
そしてアルバムを聞き終えた後、Hくんがニヤリと笑って
「2枚目も聞いとく?」
そ…そうか…!これ2枚組だった・・・!1枚でも相当感動したのにまだ続きがあるんですか!?
そして2枚目を聞き終え、感動したK少年はその足でそのままCDショップに向かいStuduium Arcadiumを買・・・・・・・・・えるお金は持ってなかったので値段を確認して家に帰ったのでした。
あの衝撃からおよそ10年…
ずっと変わらず輝いている名曲群は今でも私の生活に欠かせない物になっています。
そして今年のサマソニのヘッドライナーの一角としてRed Hot Chili Peppersがやってきます…!
こんなにも愛しているバンドなのに機会に恵まれずまだ1度も生で見た事が無い!
今年のサマソニこそ行くぞ・・・!
そう固く誓ったのでした…
余談ですけどサマソニとキャンプって相性良いですよね。
まぁ余談なんですけど。
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