今回の猿渡は、突っ込みどころ満載ギター「フェンダームスタング」について語っていきます。「スチューデントモデル」として世に放たれたムスタング。ショートスケールといわれる通常よりも短いネック、愛くるしいほどに小さくて軽いボディは、いつの時代も初心者を虜にしてきました♪…だがしかし!!本当の顔は「スチューデントモデル」とは名ばかりの鬼畜使用。別名「暴れ馬」と呼ばれるほどに扱いにくいギターだったのです。テンションの弱いショートスケールという特徴に加え、拍車をかけるように搭載されたトレモロユニット「ダイナミックビブラート」により、安定したチューニングはもはや望めません。また、9通りの組み合わせが可能なスイッチが搭載されているにもかかわらず、出せるバリエーションは4種類…。更には「アウトオブ・フェイズサウンド」といわれる特殊なサウンドも出せるものですから、まさに初心者には(・_・;)?状態。でもでも、世の中には一定数ムスタング大好きユーザーはいるんですよ。ダメな子ほど可愛いってよく言うじゃないですか?そういう私も、もちろんムスタングユーザーの一人。もう他のギターには浮気できません。一度愛せば手放せない魅惑のギター「ムスタング」是非あなたも試してみませんか?猿渡でした♪
(イオンモール茨木店スタッフ 猿渡 敬太)