楽器を変えると音色を変えることは可能ですが、その人その人の「トーン」という固有のものは確実に存在すると思います。
最近たまたま見た動画で関心したのが、クイーンのブライアン・メイがZO-3というスピーカー付きのミニ・エレキギターを海外のテレビ出演の際に少しだけ演奏した模様を見たときです。お!まさにブライアン・メイの音だー!と。
インターネット(パソコン)が普及し始めて、私達は顔は知らねど「よく知っている」人たちと「オフ会」という集まりをその昔度々行いました。そんな中「全く同じ機材でヒトを変えるだけで音変わるの??」という予てからの疑問を実際にスタジオで試してみました。
やり方は、ギター、シールド、アンプ、もちろん設定も全て同じ、演奏するフレーズも誰でもクセなく弾けて長すぎない簡単なものをその場で考えて、フレーズや「歌いまわし」を変えないで数名で実施しました。
結果は、その場に居た全国から集まった年齢もキャリアも嗜好も全然違う数名、少なくとも5~6人はいたと思いますが、
全員一致で「ヒトを変えたら、音が変わるね。」で合意しました。
今でも簡単に試せることができます。あなたと私の前に一台のピアノがあります。
そのピアノでセンターCを5回ずつ交代で弾いてみましょう。
...きっと面白い結果が出て、あなたも楽器は「人」だと解って、または再確認されて今よりもっと音楽が面白くなることと思います。
草津A/SQUAREデジマートはコチラ