ドビュッシー/ピアノ三重奏曲 ト長調
スタッフTKのオススメクラシック 2018.1.1 Vol.1
草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE
今年2018年はフランスの作曲家クロード・ドビュッシー(1862-1918)の没後100年です。「月の光」、「アラベスク」、「亜麻色の髪の乙女」などのピアノ曲が有名ですが、オーケストラ曲から声楽曲まで、いろいろなジャンルで作品を残しています。
今回紹介するのは ピアノ三重奏曲。ドビュッシーの室内楽曲ではヴァイオリンソナタや弦楽四重奏曲が有名で、このトリオは演奏される機会があまりない曲です。
実はこの曲はドビュッシーが18歳(!!)の頃に作曲してから100年以上楽譜が行方不明となり、1986年に初めて楽譜が出版されたのです。今年没後100年にあわせて少ないながらもCDが何枚かリリースされていますので、もし聴く機会があれば、第3楽章アンダンテ・エスプレッシーヴォがオススメです。癒されますよ。
ちなみに私のお気に入りのドビュッシー作品は、
・神聖な舞曲と世俗的な舞曲(ハープと弦楽合奏のための)
・風と海との対話(「海」より第3楽章)
今から40年ほど前の昭和54年、全日本吹奏楽コンクールでの
豊島区立第十中学校吹奏楽部の演奏、もし機会があれば是非聴いてみて下さい。
2018.1.1 Vol.1
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