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アル・プラザ堅田センター

  • 滋賀県
  • 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田5-20-10 アルプラザ堅田3F
  • 0120-762-177
  •  10:00~21:00(日曜は~18:00、祝日定休)

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スタッフブログ

将棋のお話

アル・プラザ堅田センター

15年以上前から、5年ほど前まで。
将棋界で最も権威あるタイトル・名人の称号は、
羽生善治と森内俊之の二人しか名乗っていませんでした。

単純に片方が名人位の時に、片方が勝ち抜いて挑戦する。
他の棋士が勝ち抜いてきても、名人位を奪取されることは無い。

小学生時代からライバル関係にあった二人が、
将棋界の頂点でしのぎを削っている状態でした。



時は流れ現代。


分厚い羽生世代を、ただ一人で切り崩そうと奮闘している4人目の中学生棋士、
渡辺明の活躍。

AI将棋に対する、人類の敗北。

そして史上最年少にして、5人目の中学生棋士の誕生。


まさに現在の将棋界は、群雄割拠の戦国時代となっています。

特に人工知能VS人類から、5人目の中学生棋士・藤井聡太の登場までの流れにより、
巻き起こった将棋ブーム。
一人の将棋ファンとして、乗っからないわけにはいきません!!
そしてJEUGIAアルプラザ堅田センターに将棋講座の開設を…!!


という事で、ただの将棋ファンがつらつらと、現代のトップ棋士5名を、
紹介したいと思います。
尚、棋士の先生方は段位及び称号は略させていただきます。

今回は現在の棋士のレーティングTOP5をご紹介します。
もちろん、個人の感想の範囲で、です。



①藤井聡太
 早速出ました、今回のブームの中心です。
 色々な角度からメディアで紹介されていますので、
 ある意味紹介する事が少ない棋士です。
 
 棋風は、その局面に存在する変化をただひたすら、読み抜く。
 そのずば抜けた集中力で、素早く緻密にすべて読み切る。
 単純に読みが深いから強いという、攻略方法不明な棋士です。


②永瀬拓矢
 軍曹と呼ばれている、若手有望株…
 すいません、正直になります。
 
 現在レーティング2位のタイトルホルダーですが、
 観戦する機会に恵まれず、あまり棋譜を目にしたことも無いので、
 よくわかりません…
 千日手とバナナが大好きという噂は聞いたことがあるのですが、
 また勉強しておきます。


③渡辺明
 初代永世竜王資格保持者です。
 肩書がカッコいいです。
 見た目がある漫画のキャラクターに似ていることから、
 昔は「魔太郎」とよばれていました。
 
 しかし先述した「竜王」の称号を保持し続けていたため、
 そのイメージが強くなった結果、「魔王」と呼ばれる時期もありました。

 その棋風は、徹底的な合理主義と隙の無さが特徴です。
 また強靭なメンタルの持ち主でもあります。
 
 7番勝負で3連敗したにも関わらず、帰りの電車で漫画を読みながら爆笑したり、
 そのまま将棋界初の3連敗から4連勝で7番勝負を制したり。
 あるいはまだ人類とAIの本格的な戦いが始まる前に、
 勝っても得るものは少なく、負ければプロの権威を失墜させてしまう状況で、
 AIと対戦し勝利しています。


④豊島将之
 将棋界に、AIを利用した局面の研究による、新しい風を吹かせた棋士です。
 ※他にもいらっしゃいますが…

 序盤研究や形成判断にAIを利用した研究を行い、対局では既に想定された局面を
 ノータイムで突き進んでいく。
 そして難解な局面では序盤にノータイムで指した分だけしっかり時間をかけて読み、
 確実にリードを広げて勝つ。
 負けた相手が「何が悪かったのか、分からない」という気分にさせる、
 そんな棋風です。


⑤羽生善治
 将棋界のレジェンドです。
 毎年衰えたと言われ続けて約20年。
 50歳になっても未だTOP5に入っています。

 通算タイトル獲得99期で、現在行われている竜王戦7番勝負を制すれば、
 見事100期達成となります。
 3冠王を33年続けてやっと99期ですから、わけわかりません。

 さて問題の棋風ですが…
 日曜の某テレビトーナメントでの棋士紹介では一時期、
 次のように紹介されていました。

 「序盤、中盤、終盤、全てにおいて隙が無く、どのような戦形も指しこなす、
  オールラウンダーです。」

 紹介がもう強いですね。

 個人的には盤面全体を利用して複雑化させた局面を作り、
 曲線的な指し手や気付きにくい手順で、相手に難問を投げかける。
 このような展開で、特に強さが出る棋風の印象です。
 棋は対話なりと言いますが、この方は一方的に問い続けている感じですね。


レーティングTOP5だけでこれだけの個性ある棋士が溢れていますが、
現役の棋士はおよそ170名ほどいます。


今回の将棋ブームがちょっと気になる皆様も、
良ければこれを機に、観戦からスタートしてみてはいかがでしょうか?


そしてあわよくば、JEUGIAアルプラザ堅田センターに将棋講座を…