MXR M292 CARBON COPY® DELUXE【レビュー】
MXR M292 CARBON COPY® DELUXE弾いてみた
三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等
昨年の夏に発表されてから半年ほど経ちましてついに待望のMXR M292 CARBON COPY® DELUXEが発売されました!
MXRのカーボンコピーといえばアナログディレイの定番機種ですね。
他だとBOSS DM-2WやMAXON AD999、ELECTRO-HARMONIX MEMORY MANとかが有名でしょうか?
MXR M169 Carbon Copyのシンプルな操作とアナログ故の暖かで温もりのある出音と、MODスイッチをオンにしたさいのテープエコーのように少しディレイ音が揺れる感じはプロアマ問わず人気かと思います。
ギターソロにうっすらとかけて厚みを持たせても良いですし、ディレイ音を大きめにして少しトリッキーなプレイやリピート数を最大にして発振させたりとさまざまな使い方が可能です!
そして今回発売されたMXR M292 CARBON COPY® DELUXEですと上記の機能はもちろんのこと、MODスイッチをオンにした際の揺れ具合を簡単に調整可能!
(通常の CARBON COPYですと裏蓋を開けて内部トリマーをいじらないといけませんでした。)
さらには限定発売されていたCARBON COPY BRIGHTのようにディレイ音を少し明るくするスイッチも搭載!
これだけでもかなり色々出来る一台なのですが、エクスプレッションペダル、アンラッチタイプのスイッチを繋ぐと二種類の設定を切り替え出来たり、タップテンポを外部スイッチで出来たりと、アナログディレイの中ではここまで多機能なものは少ないのではないでしょうか!?
と、ここまで散々褒めちぎってきましたが肝心の音が悪いなら本末転倒です。
実際に弾いてみました!
コントロール部分は正面から見て左より、MIX(ディレイ音の音量)、REGEN(リピート数、フェードバック)、DELAY(ディレイタイム)、SPEED(MODをオンにした際の揺れの速さ)、WIDTH(MODをオンにした際の揺れの深さ)。
そしてディレイ音を明るくするBRIGHTスイッチ、中央のTAPDIVスイッチ(タップテンポを使った際のディレイの音符を四種から選択) MOD(モジュレーションのオンオフ)です!
そしてフットスイッチはタップテンポとエフェクトのオンオフです。
コントロール部分自体はシンプルですが表記がやや特殊ではありますので若干の慣れは必要かもしれませんね。
肝心の音ですが、これぞアナログディレイ!と言った暖かな出音です!
MIXのノブを控えめにしてやれば、リードプレイで厚みを足してくれますし、またスラップバックディレイのようにディレイタイムを短くすればロカビリーなどに最適です!
個人的に気に入ったのが歪みとの絡みと、発振です。
ディストーションやファズの後段に繋いでやると、無理のないゲイン量でも厚みが得られます!
そして発振した際のエグさもいいですね!
発振させながらタップテンポを使うとなかなかカオスな出音になります!
MODの速さと深さは控えめの方が歌モノのバックには馴染むと思いますがサイケデリックな雰囲気を出したい時はMAXでも良いと思います!
昨今は多機能なデジタルディレイやデジタルながらもかなりアナログライクな音を出せるディレイも多くありますが、やはりアナログに拘りたい方も多いのではないでしょうか?
JEUGIA三条本店地下1階STAGEでも展示中ですので、興味のある方は是非お試しを!
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