こんにちは、JEUGIA三条本店stageのミヤグチです。
本日の「スタッフが語る」テーマは、「フレット外でもできるハーモニクス」です。
その名の通り、ハーモニクスは、特定のフレットの上でしか鳴らないと思っている方も
いらっしゃるのですが、実はそうではないというお話です。
そもそも、このこともあまり知られていないのですが、
2フレットと3フレットにも、ハーモニクスはあります。
なぜ、全く知られていないかというと、
これらのハーモニクスは
フレットの真上にないからです!!!!!
ええっなぜでしょう。
(詳しくは、「ハーモニクスと純正律」
〇スタッフが語る 『ハーモニクスチューニングはずれている!?~ハーモニクスと平均律~』 の回を御覧ください。)
どこにあるのかというと、
2フレットのハーモニクスは、実は相当3フレット寄りにあります。
そして、3フレットのハーモニクスは、相当2フレット寄りにあります。
というわけで、
2フレットと3フレットの間には、ハーモニクスポイントが2つもあることになるのです!!
クリビツですねぇ。。
もちろん、ハーモニクスは
高音になればなるほど繊細で扱いにくいものとなりますので
最初は少し出しづらく感じるかもしれませんが、
たっぷり歪ませて、じっくりハーモニクスポイントを探してみてくださいね。
これが、フレット外のハーモニクスその①です。
実はもいう一つあります。
「ハーモニクスポイントは逆側にもある」
のです。
どういうことでしょうか。
実は、ハーモニクスポイントは
12フレット(弦の長さのちょうど真ん中)を
境目にまったく同じ音が出るポイントが
線対称に広がっているのです。
クリソツですねぇ。
というわけで、
エレキギターのピックアップの上には
数多くのハーモニクスポイントが眠っております。
みなさん、探してみてください。
以上、
フレット外に存在するハーモニクスに関する
ワンポイントアドバイスでした。
ミヤグチ