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三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等

  • 京都府
  • 〒604-8036 京都府京都市中京区三条通寺町東入石橋町11番地 JEUGIA三条本店B1
  • 075-254-3700
  •  11:30~20:00土日祝10:30~20:30 木曜定休

お知らせ詳細

徳永暁人ベースセミナー「ボンバーベースと麗しきベースの世界」最速スタッフレポート!

三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等

  • 徳永暁人ベースセミナー「ボンバーベースと麗しきベースの世界」最速スタッフレポート!(その1)
  • 徳永暁人ベースセミナー「ボンバーベースと麗しきベースの世界」最速スタッフレポート!(その2)
実は第二回目となるJEUGIA三条本店での徳永さんイベント。
前回も来たよーというお客さんもかなりいらっしゃいまして、徳永さんも驚かれておりました。

会場も前回に引き続き大満員!
真冬にもかかわらず、すごい熱気でした。

今回のイベントは、「ベースクリニック」ということですが、
いきなりの即興演奏はある意味「クリニックらしくない」ほどの大盛り上がりでした。
ライブでもこんなに近くで見れることなんてないですからね~~
お客さんもとっても楽しそうでした。

そして、お話はいよいよ今回のもう一つの主役
「BB4-109 雅・桜 Gradation」に。

なんと、今回のクリニックで徳永さんが演奏なさっているベースは、
TUNEにより「今回のイベントのためだけに」製作された世界に1本しかないモデルなのです!!!
これは本当にすごいですねぇ~~
そしてそして、コチラのベース、なんと「購入できる」んです。
詳しくはJEUGIA三条本店stegeまで(075-254-3700)

徳永さんも「オレがほしいくらいだよ」とおっしゃっておりました。

まずはこのベースの大きな特徴でもあるカラーの説明から。
「京都をイメージする色っていろいろあるけど、やっぱりこの季節ですから」
と、桜色を選択した理由を語る徳永さん。

そして、雅の部分は濃い朱色に現れているんだそうです。
着物の染料などを思い描きます。

さらにさらに、普通は聴けないコントロールのお話も。
109ベースには、手元でコントロールできる大変効きのよいイコライザーが搭載されているのですが、
それはなぜなのか、そして、どんな場面で使うのかということを
「徹底解説」と呼べるほどこまかーーーく解説していただけました。
とっても幸福な時間でした。

なにやら全ての理由は
「エフェクターを使わない」ということにあるそうな。

徳永さんは「アン直」と呼ぶアンプとベースを直接繋ぐ使い方を好んでしてらっしゃるそうで、
それでも、さまざまなジャンル・曲を弾きこなすのに、このベースのコントロールが必要なんだとか。

そんなお話を、実際にお仕事をされている有名アーティストさんのライブやレコーディングのエピソードを交えながらお話していただけました。

これがほんとうに貴重な体験で、徳永さんの親しみやすい笑顔の裏側に、じつにこまやかな気遣いがあふれているものだなぁと実感しました。
将来プロのミュージシャンになりたい方にもぜひ聴いて欲しいお話でした。

「ボーカリストのね、ピッチやリズムが変わるんだよ、オレの弾き方ひとつで。それが面白くてさぁ」
と、目を細めて本当に楽しそうに語ってらっしゃいました。

それから!
なんと貴重な徳永さんによる「エフェクター試奏」のコーナーです。
さっきまでエフェクターは使わないとおっしゃていた徳永さんですが、
今回は特別に店頭売れ筋エフェクターベスト3をなんとその場で試していただきました。

みなさんと本当に同じ環境で、同じ機材を弾くとどれほど徳永サウンドになるのでしょうか。
弾いていただいたのは、
BOSS GT-1B /EBM MULTICOMP /TECH21 BASSDRIVER DI
の3機種です。

どれも、音はみなさんと同じなのですが、「アイデア」が凄かったです。
どれも、徳永さんの手によって「音楽」を作る道具として立派な役割を果たしていました。
もちろん、売れ筋商品とあって、どれも素晴らしいエフェクターなのですが、
プロの演奏にしっかりと馴染んでいるところを見ると、「これはエフェクターで言い訳できないな」という気持ちにさせられました。

最後には、徳永さんへの質問コーナー!
これにはお客さんも大盛り上がり。
ベースとは関係ないお話もたくさんありましたが、徳永さんも終始笑顔で長々と時間を気にせずにお話していただけました。

「音楽で生きていくことに反対されませんでしたか?」
という質問には、
「生きていくということはストーリーを作ることだから。単に生きてくってだけじゃなくて、音大に行ってクラシックを学んで、それを武器にロックで戦うっていうストーリを作ったから俺は反対されなかった。もし、今からプロになりたい子にストーリーがないなら、作ってあげてほしい」と、熱いお言葉を。


「作曲は年に何曲しますか」
という質問には、
「曲っていっても、すごく細かく段階があって、ボイスメモに残してあるだけのアイデアなら1000いかないくらい、そこからデモを作って、その中から人に聴かせられるものができれば、マネージャーに渡して。。。」
と、実際の音楽生活が垣間見えるようなリアルな答えまで飛び出しました。


スタッフが、お時間が・・・と思わず止めに入るまでじっくりたっぷりとお話いただきました笑

最後には全員スタンドアップで、ラストの曲を全員で盛り上がり、
大盛況のうちに、本イベントは終了いたしました。

ご来場の皆様、そして徳永暁人さん、TUNE GUITAR MANIACの神田さん
本当にありがとうございました。


(文責:ミヤグチ)