【スタッフブログ2643】本日のみずもり
その2643 ハロウィン前夜
金木犀の芳香に誘われたのか、ようやく遠くにあった秋が近付いてきたような、そんな今日このごろ。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
巨人でs…みずもりです。
How's it going?
突然なんだ!?
いやいや。
日本にはこうした『時候の挨拶』がありますが、例えば英語ではその季節毎の定番の挨拶がありますよね。
Merry Christmas!
とか
Happy New Year!
とか。
ちなみに。
「Happy New Year!」を単体で挨拶言葉として使う場合。
不定冠詞の「A」は必要ありません。
……なんのこっちゃって思われたアナタ!
文章の中で使う時。つまり
「動詞の後につける場合に「A」を入れる」と覚えてくだされば大丈夫です。
happyといえば。
ここ最近では日本でも何かと話題になりつつありました『ハロウィン』もそうですね。
一部では盛大に勘違いしたパーティーピープルなる大人達による、迷惑行為的な集団行動もみられるために嫌厭される事もあるイベントですが、本来はそんな傍迷惑なものではないんですよ。
元々は、古代ケルトの宗教的な儀式からきたお祭りが由来すると聞いています。
「10月の最後の日にあの世とこの世の境を仕切る扉が開き、亡くなったご先祖様の霊が現世に会いに来る日」
とされていました。
まぁ日本のお盆みたいな感じですかね。
その時に、ご先祖様達の霊に混ざって悪霊達も一緒に現世に舞い戻り、人の魂を奪ったり子どもを攫ったりという悪さをします。
そこで人々は、大切な子どもが攫われないようモンスターと見分けを付かなくするために、あえてお化けの格好をさせたり、悪霊を寄せ付けないように焚き火をしたり、悪霊を驚かせるために悪霊より恐ろしく見えるような化粧や仮装をしたことが、そもそものハロウィンの仮装文化の原点と言われています。
では何故
「trick or treat!」
なのか。
これ。
実は『お化け』側のセリフです。
"Treat me or I’ll trick you.”
が本来の文章で、これはお化けが
「おもてなししてくれたら素直に立ち去るけど、おもてなししてくれへんねやったら、いらんことすんで。」
という脅し文句なのですね。
現世の人間側は、いらんことされへんようにお菓子や食べ物をお供えするのです。
前述の古代ケルトでは『soul cake』というお供え用のお菓子を作っていたそうで、今でも英国ではショートブレッドのようなsoul cakeがあります。
そしてお化けに連れていかれないようにお化けに仮装して、その日だけは『お化け』になった子ども達が、
"trick or treat!"
と言ってご近所を周り、訪問されたお家では
"Happy Halloween!"
と返し、ケーキやクッキーなどのお菓子を渡すお祭りになっています。
最後に、何故"Happy"なのか。
ハロウィンは英語で
Halloween
と書きますが、これは11/1のAll Hallows' Day(万聖節:全ての聖人の日)の『前夜』という意味で『All Hallows' Evening』の略と言われています。
Hallowは聖人、キリスト教での偉い人を指す単語です。
聖人のお祭りの日なので"happy"。
元々あった古代ケルトの風習が様々な文化交流を通じて広まり、その中でキリスト教とも混ざり合い、現在の『ハロウィン』になったということだと思います。
ちなみに。
ハロウィンに関する小ネタで一つ。
実は巨人、ハロウィンのスペルを『Helloween』だと思ってました。
ドイツのジャーマンメタルバンドで『Helloween』というバンドがあるんです。(これがまためちゃめちゃカッコいいんですけどね!!!!)
中学生の巨人、それが正しいスペルだと思いこんでしまったんですよ。
そこから時を経て高校2年。
県の交換留学生としてアメリカ行った時に、正しいスペルを知りまして。
………というメタル好きならではの小ネタです。
そんなハロウィン当日。
MS三条では『ハロウィンライブ』がございます!!
公募で集まってくださったバンドさんのライブです。
18:00開演ですので、お時間あればぜひ!!
巨人はその時間、梅田の某所でメタルバンドのスタジオリハなんですけどね!!!(号泣)
ということで。
それではまた次回も夜露屍紅です。
HELL,YEAAAAAAH!!!
ほぼ毎日スタッフブログまとめページ
ミュージックサロン三条(三条本店) TOPページ