【スタッフブログ355】本日のえつこ
その355 読後の重み
こんばんは~
本日のえつこです。
ほっそい月が出ています。
明日、本屋大賞が発表されるそうです。
ひそかな楽しみです、本屋大賞。
CDもCDショップ大賞なるものがあるのですが
案外知られていない現実。
本屋大賞何になるかな~
と待っている間に
あたしも本の紹介をしてみようと思います。
でも本当は「これ、オススメです!」
みたいなんは苦手なので
ちょっとひねくれた路線でいきます。
題して
「読後、ずっしり重たい気分を味わう。」
ということで、おすすめはしません。
おすすめ本は、本屋さんで陳列されていることでしょう。
読後ずっしり本の紹介、いってみよ~
「仮想儀礼」
篠田節子・著
こちらは上・下巻あります。
すごくおもしろいです。
上巻は。
ずっしりくるのは下巻です。
下巻にやられました。
多くは語りませんが、かなりヘビーです。
なんか落ち込みます。
いや、でも内容はおもしろいです。
落ち込んでもよければぜひ・・・。
「神様ゲーム」
麻耶雄嵩・著
ミステリ好きはご存知の作家さんですかね。
この本、個人的には怖かったです。
登場人物は小学生なのですが
もうなんか、色々怖かったです。
途中も怖いしラストも、え!っとなるし。
びっくりする終わり方なので
ミステリ読みたい人にはいいのかもですね。
怖くてもよければぜひ・・・。
「阿修羅ガール」
舞城王太郎・著
正直、内容全然覚えてません。
ただこれも怖かったです。
途中、メルヘンな感じで物語が展開されるのですが
このメルヘン部分が、めっさ怖い。
舞城さんの本はどれも暴力的で
どの本もほぼおっかないのですが
これが一番おっかなかったですかね。
内容覚えてなくても、怖かったっていうことは覚えてます。
暴力的なので割とグロテスクです。
かなり変わった文章を書く人なので
好き嫌いハッキリすると思います。
グロテスクでもよければぜひ・・・。
ということで
読後、重たくなりたい方向けの本のご紹介でした。
面白くないのとは違います!
面白いけれど、読後は重いということです。
ゴールデンウィークも近いので
重たくなってもよければぜひ・・・。
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