こんにちは。岩手県出身兼平です。今回は帰省したての熱量で岩手と音楽について語ります。岩手の音楽といって、真っ先に思い浮かぶのは、青江三奈の”盛岡ブルース”ですが、私的には歌詞の盛岡感が薄く、今一つグッと来ません。そんなに数多くない岩手を歌った歌の中で、オススメなのが、松任谷由実のアルバム”悲しいほどお天気”に収録されている”緑の町に舞い降りて”です。歌詞の盛岡の捉え方、ペダルスチールを前面に押し出したアレンジ、盛岡の新緑の季節を連想させ、私は聴く度に涙します。岩手県出身の歌手に目を向けると、千昌夫、新沼謙治、藤圭子最近では”南部蝉しぐれ”でおなじみ福田こうへい等多くの演歌歌手を輩出していて、県全体のイメージもそんな感じですが、あんべ光俊やNSPなどのフォーク系のミュージシャン、そして忘れてならない、大瀧詠一と意外と数は少ないながらも色々なジャンルの音楽家を輩出しています。そして、ハードロック、へヴィメタルには欠かせない、音楽評論家の伊藤政則も岩手県出身である事を付け加えておきます。是非皆さんも、ユーミンを聴きながら、岩手を旅してはいかがですか。岩手の良さが”たずね来ればきっとわかるはず”です。
(イオンモール茨木店店長 兼平)