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ギターのケア①

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • ギターのケア①(その1)
1,と書いていつまでやるのかこれで終わるのか不明ではあります。。。


今回は、ギターを弾いていないときについて、諸説ある話で弦をゆるめるか、どうするか等について書いてみます。
(※あくまで筆者の個人的な見解である旨、ご了解ください。)

私の私物は、基本的には弦はチューニングしたまま、緩めないで、ケースにも入れません。
理由は、これまででその状態で調子が悪くなった事が殆どなかったからです。
ただし、これは毎日とまでは言えませんが、弾いて、少なくとも触ってあげることが前提です。弾かないでいると、コンディションは悪くなります。

過去に諸事情で一旦自分の手元から離れて、暫くの間ヨソに行っていたギターについては、どれもネックの状態が悪くなっていたことがありました。
それぞれ古くて良いコンディションのギターだったので、恐らくそれらは弾いていないとき、その度に弦を緩めていたのではないかと察しました。

緩める事については、その真偽?をアコースティックギターを長年製作されている方に実際、使ってないときは弦を緩めてってハナシありあすけど、どう思いますか? 
と率直に伺ったところ、緩めても半音から1音、ペグの回し加減の目安で時計の0から数えて15分から30分、つまり90度から180度で十分と応えて頂きました。

併せて体験した面白いエピソードとして、緩めるのではなく、弾いていないときにより巻き上げた状態で保管して、いざ通常のチューニングに戻そうとしたところ、何度あわせようとしてもシャープしてしまうのです。とても不思議に思ったことがありました。

以上は日常の保管についてでしたが、例外として、梱包して発送する場合はベロンベロンに緩めます。そして店頭にあるギターたちは、強いエアコンやスポットライトなどの環境下に置いているため、そのコンディションや個体に応じてそれぞれ変えています。

と、色々書いてみましてが、結局はどんな環境下でそのギターがあるのか、どのくらい使うか等によって臨機応変に対応するのがいいでしょうし、日常的に且つ個人的には、人間が心地よいと思う環境で一緒に居る感じ、が一番なように思います。

草津A/SQUARE店Twitter