草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE
ギター弦はピックと同じで色んなゲージ(太さ)や弦のメーカーや材質による種類があって、楽しくも選ぶのに迷いがちですよね。
特にアコースティックギターの場合は、あまり太いゲージというか、自分にとって太いと感じるものはやる気の問題に至るくらい悩ましくもあります。
ご自身にとって太いゲージはテンション(弦のハリ)が強いと押さえにくく、しっかりした音も出ません。
大昔は、力をつけて云々という考えかたもありましたが、今はもう、楽にいこうじゃあないですか。
つらいものはつらい。つまり、細目の弦に張り替えてしまえばいいわけです。
例えば標準的な(と考えられ、現在も多くのメーカー出荷時の太さ)アコギのゲージである012(0.012インチの直径という意味です)という1弦から始まるものを、011に変えてみましょう。するとどうでしょう。押さえる感じがずいぶん変わりませんか?
それでもまだ、ということならハイ、まだ細いゲージは市販されています。010を張ってみてください。もうここまでくればギター自体を別のに変えたくらいのインパクトがあると思います。そのくらい全然違ってきます。
さて、肝心のトーンはどうでしょう。太いゲージは張りが強い分、パワーがあるように聞こえて確かに出音のブレも少ないし、ピッチ=弦を押さえたときの音程も安定しやすいです。ただし、しっかりと押さえないといけません。反面細いゲージは張りは弱いですが、果たして細い音でしょうか??かえって弱い力で弾けてなおかつ十分に弦振動を起こすので、結果的に出音は太い弦に比べて小さめかもしれませんが、決して細い音ではない筈です。ただし細い弦はあまり強く弾くとピッチがブレる可能性があります。
それぞれのチカラ加減、弾く強さ、弦を押さえるチカラなどでゲージは決めていってはいかがでしょう。
エレキギターも同じように色々チャレンジしてみると、弾きやすさはもちろん、アンプから出る音も変わってくることに驚きつつトーン探求の旅に出るのも楽しいのではないでしょうか。
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