イタリアのプログレッシブメタルバンドのDGMのギターが使用するテレキャスターの音が、
一番好きなテレキャスの音作りです。
もりぞーです。
あのザクザクした音とクリーンなソロは本当に素晴らしい。
プログレッシブメタルでは比較的歪みが少ないバンドが多いですが、
特にDGMはテクニック含め、ギタリストの能力が高いと思っています。
さて、今回注目するのは、ちょっと変わった楽器(主にギター)です。
常識を覆すような発想をお楽しみください。
ちなみに画像での紹介は、肖像権的な物に対して怯えている私には出来ません。
お手数ですが、ご自身で検索していただければ幸いです。
①WALTARIのカルツュ・ハタッカがBroken Bizarreのライブ映像で仕様している、
ベース。
早速、使用機材名がわかりませんでした。
このベースは恐らくオーダーメイドだと思うのですが、
特殊です。
何が特殊かと言うと…
このベース、ヘッドレスのレフティ用なんです。
ヘッドレスベースもレフティ用ベースも珍しいですが、
どっちもとなると、相当な珍しさだと思います。
②Ibanezから出ている、スティーブ・ヴァイ モデル。
こちら日本製のギターです。
スティーブ・ヴァイは演奏も色々独創的ですが、
その使用ギターはボディに特徴があります。
このギター、ボディに取っ手がついているのです。
いつ使うねんという疑問は、恐らく解消されることは無いでしょう。
余談ですが、コルピクラーニというバンドが一躍有名になったきっかけの、
Wooden Pintsという曲のMVでは、ギタリストがこのモデルを使用しています。
音楽性全然違うのに、なんでやねん。と当時思っていました。
今も思っています。
③スカイギター
ウリ・ジョン・ロートの使用機材として生み出されたこのギター。
少しずつ変遷していった結果、とんでもないモノになっています。
まず最大の特徴は、フレット数。
なんと驚異の32フレットです。
しかも高音部分はフレット間が狭くなりすぎるため、1音刻み。
半音を使いたいときは、別の弦かチョーキングで対応するそうです。
次におかしいのがピックアップ。
友人が開発した構造のピックアップは、技術面を非公開にしているそうです。
このピックアップは4層のコイルから出来ていて、
ハムバッカーとは別の構造らしいです。
ちなみに名前は【マイティ・ウィング】というそうです。
そして指板は、イングヴェイでお馴染みのスキャロップド指板です。
ただでさえ長いネックに、7弦ギターでスキャロップ指板。
どう考えても負担がヤバい気がします。
その他最新のモデルは、ピッチ感知による自動チューニング機能に加え、
エフェクター内蔵タイプやダブルネックもあるそうです。
いくらなんでもこだわりすぎているのではないでしょうか。
最初は『バイオリンのような高音が出したかった』という動機だったはずなのに、
方向性がどんどんおかしくなっています。
④タルボ
ボディがですね。
金属製なんです。
⑤クアッドギター
独特な発想の楽器の記事と言う時点で、
これを取り上げないわけにはいきません。
マイケル・アンジェロが仕様しているギターです。
簡単に説明しますと、ネックが4本あります。
しかも左右対称に。
腕が2本の人類では演奏不可能かとおもいますが、
マイケル・アンジェロなら大丈夫です。
両手でレガート奏法をすることで、一人でツインリードのようなソロも可能です。
え、同時に4本使わないなら、2本でいいじゃないかですって?
そんなの、4本の方がかっこいいからに決まっているじゃないですか!
ちなみにこのクアッドギターはV字型とX字型がありますが、
自動で変形します。
うぃーん…と変形します。
試しにやっすんに見せたところ、ヒーローのの変身ベルトみたいだと返されました。
ギターヒーローなので、あながち間違いではありませんね。
尚、現在のクアッドギターは初代ではありません。
初代クアッドギターは盗難にあったそうです。
盗んだ人は絶対弾けないと思うのですが、なぜ犯行に及んだのでしょうか。
さて、本日は上記の通り、私が思う変わった楽器をご紹介しました。
改めて、基本の形の素晴らしさを実感できたでしょうか?
皆様のお手元の楽器は、上記のような独創性に溢れたものではなくとも、
皆様だけの楽器です。
自分だけが気づける、自分の楽器の個性に、耳を傾けてみてください。
※ヴァイモデル使いとタルボ使いの方は、ありのままの自分でいてください。
それでは本日はここまでとさせていただきます。
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