「バンドが大好き、ボーカル・ギター・ベース・ドラムが奏でる4重奏が最高!!!」
という気持ちも大いに共感出来ますが、今回のテーマは***ぺディアには載っていないシンセサイザーのお話です。
POPSとは切っても切れなくなったシンセサイザーという"楽器" 始まりは、既存の楽器では出せない音を求めて作られました。そしてそれは現在でも変わりなく、日々斬新な音色や演奏表現が生み出されています。
私の感覚ですが、音色ひとつでいつの時代の流行かを感じ取りやすい、いわゆる何十年代っぽさを演出しやすい楽器です。
「妙に嘘っぽいピアノ」「平坦過ぎるストリングス」「明らかに演奏不可能なドラムフレーズ」
どれも否定的な響きですが、それらが持つダサさが妙に良かったりもします。
「キラキラ」「フワフワ」「ビューーーン」
曖昧なイメージを音色に変換し、誰かの耳に届ける為にシンセサイザーは必須です。
構造は冷たく機械的でありながら、やたらと人の心を揺さぶるのは、使い手の想いを音楽として聴き手に届ける、優秀な翻訳機だからなのではないでしょうか?
詳細はこちら>>