ドラムセットとともにリズムにかかせないパーカッション。パーカッションも様々な楽器の総称を指します。
それでは代表的なパーカッションをご紹介していきましょう。
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●コンガ
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樽型の胴の上面にヘッド(皮)が張ってある打楽器。
もともとはキューバの民族楽器。スティックを用いずに直接素手で演奏します。
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●ボンゴ
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深さが同じで口径の異なる大小2つの片面太鼓をつなぎ合わせた打楽器。こちらもキューバが発祥の民族楽器。
素手で演奏される事も多いですが、最近ではスティックを使って演奏する事もあります。
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●ジャンベ
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西アフリカでよく使われる片面の太鼓。立って演奏する場合はストラップを肩からかけて演奏します。
素手で叩いて、その叩いた位置により数種類の音を出し分ける事が可能です。
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●カホン
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南米ペルーが発祥の箱型打楽器。楽器の上に跨って楽器の打面やその縁を素手で叩く事で音を出します。
叩く位置によってバスドラムのような低音やハイハットのような鋭い音を出す事ができます。
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●ティンバレス
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スネアドラムに似た太鼓を二つ横に繋げた打楽器です。演奏にはカウベルやシンバルを取り付けスタンドに立てて、スティックを用いる事が一般的です。
バスドラムなどとセットにして「ドラムセット」に近い形で演奏される事も多いです。
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●カウベル
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「COW(牛)」の名のとおり、もともとは「牛などの家畜の首につける鈴」の事を指します。
金属で出来ており、手に持つかスタンドに固定するなどしてスティックで叩いて音を出します。
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●タンバリン
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浅めの胴に小さなシンバルを付けた打楽器です。
手に持って演奏する奏法が一般的で、指や拳・手の平で叩いたり、膝に打ち付けたり、振って音を出すなど様々な鳴らし方があります。また鈴をつけたものや皮のないものなど種類も多種多様です。
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●ウインドチャイム
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直径数ミリ・長さ数センチから十数センチの金属棒を、数十本、次第に長さが変化するように横に並べて糸で吊り下げた楽器です。
指で端から端まで滑るように演奏する「グリッサンド」奏法が一般的です。
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●マラカス
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手に乗るほどの大きさの柄の付いた空の球の中に小さな玉を入れ、これを振って音を出します。
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●ティンパニ
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半球形の胴体に脚がついた大型の太鼓で、皮が張られた上面を通常2本のマレット(ばち)で叩く事により音を出す打楽器です。
低音でありながら迫力のあるはっきりとした音が出せるのが特徴です。
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●チューブラーベル
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ひとつひとつの鐘を管状(チューブラー)にして、ピアノの鍵盤の順番に並べて吊した楽器です。専用のハンマーを用いて叩いて演奏します。
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●マリンバ
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いわゆる「木琴」で、ピアノの鍵盤と同じ配列に並べた木製の板をマレットと呼ばれるバチで叩いて音を出します。通常2本~4本のマレットを同時に用いて、演奏するのが一般的です。
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●グロッケン
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いわゆる「鉄琴」で、マリンバと同様ピアノの鍵盤と同じ配列に並べた金属の板をマレットと呼ばれるバチで叩いて音を出します。
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