街角でよく弾き語りをされている方はだいたいこのギターを使われております。大きな音が出せるという事もあり手軽にお使い頂けます。フォークソングからカントリー、ジャズまで幅広く使われているのも特徴です。
■フォークギターとクラシックギター
形はかなり似ているようで...でも結構違うこの両者。
フォークソングでよく使われる「フォークギター」に対してその名のとおり「クラシック」の演奏に向いたギターがクラシックギター。
2つを総称して「アコースティックギター」と呼ばれておりますが、ではその違いを見ていきましょう。
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フォークギターは大きな音が出せるようにスチール弦を使っております。
主にエレキギターと同じようにピックを使ってギターをかき鳴らしたりする事が多いです。
一方クラシックギターはナイロン弦を使用しておりますので指で分散和音などが弾きやすくなっております。
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フォークギターは表面がスプルース材(松)、側面と裏面がローズウッド(紫檀)やマホガニー(センダン)を使用している場合が多いです。
一方クラシックギターは表面が松か杉、側面と裏面がローズウッド(紫檀)といった場合が多いです。
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■フォークギターの種類
フォークギターは大きく分けてフォークタイプとウエスタンタイプがあります。
その違いは本体(ボディ)の大きさにあります。
フォークタイプは本体の厚さが薄く、女性の方に好まれます。
逆にウエスタンタイプは本体に厚みがあり、男性の方に選ばれます。
また内部に専用ピックアップと簡単な回路を搭載し、アンプなどに接続してより大音量が出せる「エレクトリックアコースティックギター」と呼ばれるものもあります。