テレビで良く見かけるようになった鍵盤楽器・シンセサイザー...とはいうけれど、ではシンセサイザーとはなんだろう?難しい?...いやいや、そんな事はありません。ここではシンセサイザーを説明していきます。
シンセサイズ(音を合成する)という名前から付けられており、音を様々な方法で作っていくための楽器です。
もちろん一から作らなくてはならない訳ではなく、最近のシンセサイザーは元々ピアノやストリングスなど多数音色が入っており、それを組み合わせて独自の音色を作る事もできます。
シンセサイザーはただ鍵盤で演奏するだけではなく、いろいろな機能を使ってさらに表現力を高める事ができるようになっております。
このピッチベンドをつかう事でギターのチョーキング(無段階に音の高さを変える)のような事ができます。
このモジュレーションをつかう事で音に揺らぎをだして音の表現力を高める事ができます。
最近のシンセサイザーには音色を変化させるためのつまみやノブがついている事が多く、これをつかう事で音色を瞬時に変化させる事ができるようになります。
シンセサイザーによっては音楽制作機能「シーケンサー」が入っているものもあります。事前に演奏を記録したり作成したりする事でバンドアンサンブルのような事がシンセサイザー1台で可能となります。
またシンセサイザーによっては既存の音を録音したり(サンプリングといいます)加工したりする事もできます。
管楽器の奏法でシンセサイザーを鳴らせる楽器がございます。
例えば、ウインドコントローラー「WX5」と専用シンセサイザー「VL70m」は両方をケーブル1本で接続する事によって、迫力のある音色を鳴らす事ができます。
ギター本体にセンサーを取り付けて、専用シンセサイザーに接続する事でギターの奏法で鳴らす事も可能です。
もともとシンセサイザーは心臓部となる音源と鍵盤型のコントローラーで構成されております。その音源だけを取り出したものが音源モジュールです。
他のシンセサイザーやコンピュータと接続して、演奏させる事が可能です。