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初めての人のための楽器解説詳細

アコーディオン

メロディーを味わう、手軽に伴奏する・・・クラシックやポップス、ジャズとジャンルを問わず楽曲に溶け込みながらも、存在感の際立つ楽器です。

アコーディオンについて

中国の笙(cheng)がヨーロッパに伝わって、リード楽器(アコーディオン・オルガン・ハーモニカ等)が生まれたそうです。自由に振動するリード(=フリーリード)が取り入れられ、「アコーディオン」が生まれました。

<1829年>
『アコーディオン』と呼ばれる楽器をはじめて作ったのは、ウイーンのダミアンと云う人。
旋律部のボタンも少なく、伴奏部も主和音と属和音の二種類しかないシンプルなものでした。
<1830年~>
『コンサーティナー』は、1830年代に入るとイギリス、ドイツ、フランスで同時発生的に誕生しました。最初は2つのバケツをジャバラでつなげて製作されたこともあったようです。素朴で澄んだシングルトーンの音色は、150年以上もそのまま作られ続け、ほぼ原型のまま現在に至っています。
<1909年>
イタリア人ピエトロディロ(Pietro Deiro)によって、ピアノ鍵盤付きに改良されたアコーディオンは、その後60年の間に、今のような味わい深い豊かな音色・音程を表現できる楽器になりました。

主な種類


クロマチック・ピアノ・キー・アコーディオン
蛇腹を押し引きで同じ音が出て、全ての半音階が演奏できるクロマチック・アコーディオン。ピアノ・キーが一般的です。

クロマチック・ボタン・キー・アコーディオン
コード(和音)を弾きながら、リズムを刻みます。右手ではメロディーを弾きます。フランスのアコーディオン音楽、ミュゼットが有名です。ロシアのバヤン(Bayan)もこの一種。



コンサーティナ
両手で抱えられる程度の大きさで、六角形の左右の木製胴体それぞれにボタンがついています。ただし、アコーディオンのような「音色切り替えスイッチ」がついているのはほとんどありません。価格は4~5万円位からあり、コンパクトで親しみやすいアコーディオンです。

1. ダイアトニック式(全音階)~押引異音式

同じボタンを押しても、蛇腹を押すときと引くときとで、違う音が出ます。押し弾き異音のサウンドならでは独特のフレージングが貴重ですし、アイリッシュなど民族音楽に適しています。

2. クロマティック式~押引同音式

同じボタンで、押しても引いても同じ音が出ます。クラシック、ポピュラー、映画音楽などいろんなジャンルの演奏に対応します。

音の出る仕組み

アコーディオンは『リード』を鳴らして発音させます。
ハーモニカ、リードオルガンと同じリードが、一音につき、一枚ないし四枚(押し引きでその倍)使われるのです。(※ただし、アコーディオンではスチールリードが使用されています。

例えば・・・


■独奏用アコーディオン■


12~80ベースでは、二枚~三枚(一音につき)、120ベースクラスでは三枚~四枚、高級品には五枚のものもあります。

■合奏用アコーディオン■


右手旋律部には、一音につき二枚の同音に調律されたリードが使われています。
ベースボタンについて


ボタンは、ベースとコードがセットになって並んでいます。
コードボタンは押すと和音が出るので、マイナー、セブンス思いのままです。