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長過ぎるチューニング【スタッフが語る】

スタッフが語る〇〇シリーズ

三条本店 stage|ギター・ベース・ドラム・デジタル楽器等

  • 長過ぎるチューニング【スタッフが語る】(その1)
  • 長過ぎるチューニング【スタッフが語る】(その2)
Stageの永嶋です。今回私がお話したいのは、ギターのチューニングについて語りたいと思います。
皆さんギターのチューニングってどのようにされていますか?多分恐らく殆どの方がチューナーを使ってチューニングをされていると思います。チューナーって便利ですよね!耳で音を聞いて微妙な音程の違いを聴き取らなくても良いんですから。目でチューナーを見て、音の高い低いが判断出来る超便利なマストアイテムですよね。さらに今は進化して、全弦を一気に弾いて高低を見ることが出来るポリフォニックチューナーや、0.1セント単位で測定出来る精度の高いもの、犬や猫の形のユニークなもの等、様々な種類があります。しかも価格は安価なものでは数百円からありますし、クリップチューナーならコンパクトなので気がつけばいっぱい持っているという人も多いのではないでしょうか。

さて、そんな便利なチューナーですが、6弦から1弦まで一度合わせてオッケー・・・ではないですよね?。ギターのネックは木材で出来ていますので、他の弦をチューニングしている間にネックが弛んできます。だから、さっき合わせたはずの弦のチューニングが微妙に違うんです。だからコツは、何回も繰り返すんです(6弦~1弦、また6弦~1弦という感じで)。そして段々微調整に入っていきます。そしたら最後は狂いが少なくなっていきますよ。

あと鉄則として、弦は巻き上げながら合わせる事が大切です。音を上げ過ぎたら、下げながら合わせないで、一旦目指す音より下げます。そして上げながら合わせていく。これ大事です。さっきの理由と一緒で弛みがあると演奏中に音がすごく下がって来るからです。だから私は巻き上げながら合わせ、さらに軽くチョーキングみたいに弦を伸ばしながら合わせています。

あと、チューニングしてもなんかコードが気持ち悪いという方へ。
私はチューナーで合わせた音よりも、実際のコードの響きを優先した結果、こんなチューニングの仕上げをしています。開放弦を使ったコードがより美しく聴こえる事を考えて、1弦3Fの音と3弦開放の音を自分の耳で合わせる。2弦3Fと4弦開放の音を自分の耳で合わせる。3弦2Fと5弦開放を自分の耳で合わせる。3弦開放と6弦3Fを自分の耳で合わせる。そしてコードを弾いてバランスを整える。

ぜひ一度お試し下さい。

(三条本店Stageスタッフ永嶋)