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ヤマハ 大人の音楽レッスン

【スタッフブログ2275】本日のみずもり

その2275 セミの声・カエルの歌

ミュージックサロン三条(三条本店)

朝から蝉の大合唱です。
こんばんは、巨人でs…みずもりです。
How's it going?


そういえば先日。

「最近は虫の声やカエルの声を、あまり聞かなくなった気がする」

というような話を聞きました。
ネットだったか、日常でのことだったか忘れましたが、そんな話を聞きましてね、巨人
ふと実家を思い出しました。

巨人は大学進学に伴って京都に出てきましたので、それまでは北陸某県でも山側の村部にあたる、完全な田舎生まれの田舎育ちでございました。

どのくらい田舎かというと。

周り中360度見渡せば、どこまでも続く田んぼ。
あと畑とビニールハウス
その奥に連なる山々は、南西に白山連峰、南東方向から更に東には、通称北アルプスと呼ばれる飛騨山脈へと連なります。
町中では、京都のような建築規制とか一切無いはずなのに高層建築物がない
4階以上の建物は、役場か消防署くらい?
スーパーもコンビニも、なんなら町中の歯医者さんにしても、駐車場の一台あたりの駐車スペースが京都市内の1.5倍はゆうにある。
ついでに成人家族の人数分の車がある(必須)ので、それぞれの自宅の駐車場も広さが半端ない


等々。

巨人の友人なんかは、巨人よりも更に農村部にお家があったため、隣の家に回覧板を持ってくのにも自転車で行ってました

ん?
意味が分からないって?

巨人の住んでいた地域は、各戸の所有地である田んぼの真ん中に家を作るという、日本でも珍しい形態の地域でございまして。
田んぼの中に家々が散らばって見えることから『散居村』と呼ばれております。 
確か小学生の社会科の教科書にも出てくるんじゃないかと。
実際、巨人の息子ズが小学生の頃に使用していた社会科の教科書に載ってまして、そこに添えられた写真が、まさしく巨人の実家の近所が撮影されたものでした。
長男も次男も
「じぃちゃんちのとこやん!」
言うてました。
なので『隣の家』の玄関までが、遠い!!!
自分ちの田んぼ何枚分か越えて自分ちの敷地を出て、そこからまた田んぼ何枚分か越えてお隣のお家の敷地に行かないといけないわけで。
お隣の家まで1km近くあるんです。
いやマジで。

今でもですが実家の近辺でカーナビ付けても、目印になる建物がほぼ無い。
「縮尺間違ってんじゃないの?!」
て思うほど、何も無い。

まぁそんなところですので。
虫の声やら鳥の声やらは、色々聞こえてくるわけです。

デデッポッポーと歌う
裏庭の木の枝でチュンチュン囁く
けたたましく叫ぶオナガ百舌
水の張った田んぼで一斉に始まるカエルの大合唱。
里芋畑で走るの声。
近くの神社ではそれこそ蝉時雨が降り注ぎ、夜にはフクロウが鳴く。

幼い頃は、蝉の鳴き声の変化で、夏から初秋への季節の移り変わりを感じたものです。

そんな『スタンダードな田舎』ですので、巨人の息子ズが小さい頃は、実家に行くと夜なかなか眠れなかったようです。
大量のカエルの鳴き声やヨタカなど夜行性の鳥の鳴く声が怖かったのか、
「何!?あれ何の声?!」
と、半泣きになっていたのを思い出します。

…………ということをふと思ってみたら。

確かに。

最近ではあまり聞かなくなってきてるのかなと。
特に都会では。

またそういう『声』を聞きに、実家に帰ってみるのもよいかもしれないな。

ということで。
それではまた次回も夜露屍紅です。

Hell,yeah!