その日。
唐突にるいこさんに
「昔、侍やってました」
とLINEを送り、めちゃめちゃ訝しがられてしまった
巨人でs…みずもりです。
How's it going?
えぇ。
あの
「侍ブログ」です。
あの中に
だれか昔侍をやっていましたという人がいたら
ぜひ教えてください
て書いてありましたもので、名乗り出てみた次第です。
侍………?
武士………?
そもそも
違いは何なのか。
武士とは、
主に刀を使って戦う人です。
侍とは、
誰か(貴人)に使える身分の高い武士のことです。
ざっくりした言い方ですが、まぁそんな感じで中学の日本史で習いました。
たぶん合ってる………はず。
そう考えると。
巨人は武力でもって誰かに仕えたことはないので、侍ではありません。
もっと言えば、刀で戦って身を立ててるわけではないので、武士でもありません。
要は、中学高校の頃に剣道部におりまして、剣道と居合道をやっていたというだけのことです。
あ、
居合道とはですね。
古武術の居合術、抜刀術を武道化したものといわれております。
いくつも流派がございまして、例えば
新影流
田宮流
伯耆流
関口流
英信流
民弥流
など。
他に、日本居合道連盟に所属する流派として
無双直伝英信流
無外直伝無外流
夢想神伝
の三流派がありますが、
”など”という副助詞に注目してください。
お察しの通り、もっとたくさんあります。
地方や地域によって、その土地土地で脈々と受け継がれております。
ついでに
巨人が習っていたのは
『無双直伝英信流』でした。
実家が富山でしたので、昔の加賀藩・富山藩を中心に北陸で発展してきた『民弥流』もありましたが、居合道の師範(当時の中学校長)が無双直伝英信流でしたので、流れでそっちをやることになりました。
そしてその師範が剣道部の師範でもあったので、剣道部員は全員漏れなく居合道もやらないといけない仕組みになっておりましたもので。
当然、
自分の刀も持ってました。
それなりのお値段だったろうに、そこは両親に感謝です。
もちろん刀は模造刀なので、刃は潰してあります。
それでもちゃんと鋼を打って作ってありましたし、かなりずっしりした重量(約800g弱)も長さ(2尺4寸)もありました。
始めたばかりの頃は、想像していたより数倍重たいわ長いわで、刀を鞘から抜く動作すらとても大変だったと記憶しております。
これ、やったことある人ならお分かりかと思いますが、刀を鞘から抜く動作と一緒に鞘を引く動作も行わないと、きちんと刀を抜くことは出来ません。
あら。大変。
身体の軸を保ったまま、片手でぶれずに真っ直ぐ横一文字に振れるようになるまで、割と真面目に練習しました。
自宅のお庭で。(笑)
←今なら下手すると通報案件ですかね。
初めて
きちんと刀が振れて、シュッという風切り音が出た時は、少し感動しました。
ちなみにですね。
木刀や竹刀も薙刀も。
一般的な日本の剣術全般に言えることですが、使用する得物は
右利きの人が使用するように作られています。
これは元々の日本刀が片刃造りであることが理由です。
なので、左利きの方は慣れるまで少し時間がかかるかと思います。
日本製の
包丁も片刃の造りですので、左利きの方は、小・中学校の調理実習などでご苦労された方も多いのではないでしょうか。
そういった事情から察するに。
るいこさんのブログにもありました
「左利きの侍は、自信の身体の右側に刀を構えるのか」
というご質問に対しては、大変申し訳ないのですが
「NO!」
と答えざるを得ません。
左利きの侍さんも、刀は右手で振りますので帯刀は体の左側です。
なんかすみません。
ということで。
今回は(も?)なかなかマニアックな内容になってしまいましたが。
※実はこれでも1/3ほど内容を削って書いてます。
それではまた次回も
夜露屍紅です。
Hell,yeah!