人の成長や脳の発育発達、人間形成において、音楽や音楽教育が重要な役割を担っていることは周知のことですが、熟年期から老年期の脳の退化を防ぐ効果についても広く知られるようになったことで、今や老若男女を問わず教育、医療、介護をはじめさまざまな分野で、目的や対象に応じた音楽との関わり方が展開されています。

長い間、演奏するもの、鑑賞するものであった音楽が、新しい意味やはたらきかけを持つようになり、これまでとは異なるアプローチが必要になってきました。
例えばからだの動きを通して音楽を感じる・学ぶことの重要性は認識していても、実際にどういう音楽を用いてどんな動きや方法で行えば良いのか、悩みを抱える指導者も少なくありません。

音楽は創造的な表現活動です。京都音楽院音楽教育セミナー【音楽表現指導研究】は、『声』と『動き』と『ことば』を軸にした音楽活動を通して、あらゆる人が生き生きと生きる力を獲得していける発想豊かな音楽表現の実践を提案します。
「創造的音楽表現活動」の考え方と指導方法のスキルを身につけて、笑顔と感動のある時間を実現しましょう。



実感を伴った理解
Lecture(講義)と Work(実践)の
両面から音楽表現教育の重要性と
活用の方法を学びます。

自由な発想とチャレンジ
想像し、創造することに取り組みます。
アイデアやイメージを膨らませ、
自由に表現することを楽しみます。

興味と意欲を引き出す課題
ことばやからだの動きを取り入れた
課題で、積極的な学びをさらに充実
したものへと発展させていきます。

リラックスとコミュニケーション
取り組む・工夫する・共感するといった
プロセスを大事にした表現活動で、
音楽の効果を再認識し理解を深めます。



春期開催　第１回目　「動きと音楽表現活動」講座の様子

春期開催　第２回目　「声と音楽表現活動」講座の様子


春期開催　第３回目　「楽器と音楽表現活動」講座の様子

春期開催　第４回目　「即興・創作と音楽表現」講座の様子